「しかし、『盲人の目をあけたこの方が、あの人を死なせないでおくことは出来なかったのか』という者もいた。」(37節)
先週、エジプトのキリスト教の一派コプト教会の信徒21人がリビアのイスラム国を名乗る者たちに殺されるという痛ましいニュースが報道されました。私自身、エジプトを以前訪れた際、コプト教会の中を案内していただき、ちょうど教会に来ていた信者の方の生まれたばかりの赤ん坊を抱かせてもらうという思い出もあって、今回のあまりにもひどい出来事に言葉もありません。なぜ、神様は彼らが殺されることに沈黙しておられるのだろう?と。今日の群衆の言葉のようにわたしの中に、未だ答えはありません。でも、25節のイエス様の言葉に一筋の明確な光を見出すのです。
『わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。』