「アロンに告げて言え。あなたがともしび皿を上げるときは、七つのともしび皿が燭台の前を照らすようにしなさい。」(2節)
神がモーセにともしび皿の位置まで指定されたということは興味深いことです。
「燭台の七つのともしび皿に火をつける時は、前を明るくするように、アロンに言いなさい。」(LB)。
燭台は「メノーラー」と呼ばれ、現イスラエルの国章にもなっています。燭台はまた、「教会」を象徴します。(黙示録1:20参照)黙示録で、ヨハネがイエス様の声を聞いた時、このように記されています。
「そこで私は、私に語りかける声を見ようとして振り向いた。振り向くと、七つの金の燭台が見えた。」(1:12)
教会の中心にイエス様がおられ、語られます。今日の箇所で、前を明るくするようにと命じられているのは、教会は過去ばかり照らすのではなく、常に前を照らし続けること、刷新し続けることが求められているということではないでしょうか。