「イスラエル人に告げて、彼らが代々にわたり、着物のすその四隅にふさを作り、その隅のふさに青いひもをつけるように言え。そのふさはあなたがたのためであって、あなたがたがそれを見て、主のすべての命令を思い起こし、それを行なうため、みだらなことをしてきた自分の心と目に従って歩まないようにするため、こうしてあなたがたが、わたしのすべての命令を思い起こして、これを行ない、あなたがたの神の聖なるものとなるためである。」(38-40節)
新約聖書に十二年間長血をわずらっている女性の話が出てきます。彼女はイエス様の「着物のふさにさわった」(マタイ9:20)と聖書は言いますが、彼女がさわったふさとは今日の箇所で神を思い起こすためにつけるように命じられたふさでした。彼女は単に衣のふさに触ったというわけではなく、自分勝手にやりたいことをやることをやめ、生ける神を思い起こし従う決心が込められていました。