「『たとい、バラクが私に銀や金の満ちた彼の家をくれても、主のことばにそむいては、善でも悪でも、私の心のままにすることはできません。主が告げられること、それを私は告げなければなりません。』今、私は私の民のところに帰ります。」(13, 14節)
新約聖書の中にバラムに関してこんな記事があります。
「バラムと似て、金のためなら、どんなことでも平気でするからです。」(ユダ11節LB)
神様はバラクに、バラムのところに行ってはならないと言われたのに、結局は富に誘惑されて行きます。彼のロバが話すという驚くような奇跡によって彼は警告を受け、神が告げることだけを告げることはします。今日の箇所は、彼が富に左右されないと言っているように感じますが、実は彼の富の誘惑は終わっていませんでした。次の章の事件はバラムの策略であったと一般的に考えられています。
今日は棕櫚の主日。ロバの子に乗ってエルサレム入城をされたイエス様を覚えつつ、イエス様の真実に感謝しましょう。