民数記 25章

「娘たちは、自分たちの神々にいけにえをささげるのに、民を招いたので、民は食し、娘たちの神々を拝んだ。」(2節)

賀川豊彦という人はこう勧めたと言います。

「誘惑と戦うことなど考えず、誘惑から逃げなさい。」

イスラエルの人々は、誘惑に対してあまりにも無防備であったために落ちてしまいました。榎本保郎師はこう言っています。

「わたしたちはみんな弱い存在である。弱い者は逃げる以上の策を持っていない。(中略)それを卑怯だなどと思ってはならない。むしろそれこそ勇気を必要とすることであり、そんなところにクリスチャンの強さを示すべきである。(中略)善をしようとする意志があることと、それを行う力があることと同一ではない。」

私たちは自分の弱さを自覚し、誘惑に対して「自分は大丈夫」などと過信せずに、気をつけることが大切です。

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