民数記 32章

「また彼らは言った。『もし、私たちの願いがかないますなら、どうかこの地をあなたのしもべどもに所有地として与えてください。私たちにヨルダンを渡らせないでください。』」(5節)

ガド族とルベン族は、ヨルダン川を渡る前の土地で十分だと言い、自分たちは約束の地を所有地としてはいらないと言いました。解釈が難しいところですが、彼らの主張は、肯定的ではないように思えます。神のご計画は将来と希望を与えるためのものですが、そのためには乗り越えなければならない試練があります。その手前で満足して、前進することをあきらめる誘惑の問題です。使徒パウロもこう言います。

「愛する皆さん。私は、まだその目標に達してはいません。ただこの一事に、全力を注いでいます。すなわち、過去に執着せず、前にあるものを望み見、ゴールに到着してほうびを得るために、一生懸命努力しているのです。」(ピリピ3:13,14LB)

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