「木につるされた者は、神にのろわれた者だからである。」(23節)
イエス・キリストが、どうして十字架にかけられて死ななければならなかったか、その理由がここにあります。ガラテヤ書では、こう解説しています。
「本来なら、私たちが自分の悪い行いゆえに受けなければならないのろいを、キリスト様は、自分の身に引き受けてくださったのです。そして、滅びる以外にない状態から、私たちを救い出してくださいました。なぜなら、聖書に、〔イエスが木の十字架にかけられたように〕『木にかけられる者はだれでも、のろわれた者である』と書いてあるからです。」(3:13LB)
イエス・キリストを信じる者は、イエス・キリストが私たちの身代わりにのろいを引き受けてくださいましたから、祝福されています。イエス・キリストの十字架の意味を無意味にしないように、この真理をしっかりと握り締める必要があります。