「あなたの同族の者の牛または羊が迷っているのを見て、知らぬふりをしていてはならない。あなたの同族の者のところへそれを必ず連れ戻さなければならない。」(1節)
私たちは面倒なことに関わりあいたくないという思いが強いと思います。しかし、聖書は「知らぬふりをしていてはならない」と言います。「正直者は馬鹿を見る」と言われますが、聖書はこう言います。
「正しい行いをすることに疲れ果ててしまわないようにしましょう。失望せず、あきらめずにいれば、やがて祝福を刈り取る日が来るからです。」(ガラテヤ6:9LB)
また、聖書はこうも言っています。
「おのおの、自分のことばかりでなく、他人のことも考えなさい。」(ピリピ2:4口語訳)
作家のマーク・トゥエインは、
「自分を励ます最良の方法は、ほかの人を励ますことだ」
と述べていますが、聖書が教える法則は、だれかを助けることは自分をも助けるということです。