「彼はその人に言った。「私もあなたと同じく預言者です。御使いが主の命令を受けて、私に『その人をあなたの家に連れ帰り、パンを食べさせ、水を飲ませよ。』と言って命じました。」こうしてその人をだました。」(18節)
「個人預言」に対しては最大限の注意を払う必要があります。どんな預言も吟味する必要があります。この箇所に出てくる若い預言者はその場所で食事をしてはいけないと神様から言われていました。ところが、年寄りの預言者がやってきて、神様が彼を連れ帰って食事をさせるように言われたというのです。結局この若い預言者は、年寄りの言葉を信じてしまい、自らの命を落としてしまいます。神様がそのように語ることが出来ないわけではありませんが、「主はこう言われる」という言葉には注意する必要があります。たとえ預言者と言われる人でも、聖書と矛盾する内容であれば信じてはいけません。
「預言ではなく、確かな神のみことばを求めることができますように。」