「そこで私が答えて、『主よ。あなたはどなたですか。』と言うと、その方は、『わたしは、あなたが迫害しているナザレのイエスだ。』と言われました。」(8節)
使徒パウロは、彼の長年の夢でもありました同胞への伝道のチャンスに、神学的論争ではなく、自分の個人的な体験、「証」を話しました。誰かにイエス・キリストのことを伝えるのに一番力強い方法は、自分のイエス・キリストとの体験を語ることです。(ですから専門的な教育をうけてなくても伝道はできます。)イエス・キリストが自分の人生に何をし、何が変わったかを人々に語ることはとてもインパクトがあります。誰も否定することはできないからです。パウロのポイントは三つでした。まず、彼がどういう人物であったか、彼の過去。そして、彼の回心、彼の人生に神が介入されたこと。最後に、これからのこと。神がすべての人に福音を伝えるように命じたことを話しました。パウロのように、いつでも自分の証を語れますように。