「その夜、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない。」と言われた。」(11節)
使徒パウロは、キリストをもっとも信じて欲しかった同胞のユダヤ人たちに拒絶され、落ち込んだのだと思います。主がパウロの側に立って、彼を励ましました。
「エルサレムでは大変だったけれども、よくわたしのことをあかししてくれた。さあ、今度は、ローマでわたしのことをあかししなさい。」
神様は、過去を脇に置かせて、未来に目を向けさせました。
私たちもパウロと同じように、仲間から拒絶されたり、見捨てられてしまうことがあります。しかし、主は私たちを見捨てることはありません。暗やみに囲まれたような時も、私たちのそばに立って、過去を脇に置かせ、未来に目を向けさせてくださいます。そして言われます。
「勇気を出しなさい。あなたの人生には目的があります。」