使徒 26章

「ことばが少なかろうと、多かろうと、私が神に願うことは、あなたばかりでなく、きょう私の話を聞いている人がみな、この鎖は別として、私のようになってくださることです。」(29節)

使徒パウロはアグリッパ王たちを前にして弁明をしました。それはパウロの証でした。彼の宣教活動は、

「天からの幻に従った」

のだと言いました。アグリッパ王は言います。

「お前は短時間で私を説き伏せて、キリスト者にしようというのか。」(28節岩波)

それに対してパウロは言いました。

「私が神に願うことは、あなたばかりでなく、きょう私の話を聞いている人がみな、この鎖は別として、私のようになってくださることです。」

パウロは囚われの身でした。しかし、パウロは、キリストを信じて生きていることに、後悔するどころか、幸いを感じていました。だから、パウロは

「わたしのようにクリスチャンになってください」

と、堂々と言いました。

パウロはキリストと共にある幸いに生きていたのです。

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