「そこで、ヨシュアは戦う民をみな率いて、メロムの水のあたりで、彼らを急襲し、彼らに襲いかかった。」(7節)
服部嘉明先生は、この記述の背後には、
「神がご自身の戦いとして導いてくださることを確信しながら、神与の使命を行うためにはヨシュアとイスラエルの民は彼らの人間としての現実の努力を怠らなかったことを見逃してはならない。今までもそうであったが、そのようなヨシュアとその民の姿勢に全能全知の神を信頼して歩む生活は、単なる精神主義ではないこと、すなわち、現実における人間的努力をする責任・義務が求められていることを私たちも学び取らなければならない。」
と言います。神が成し遂げてくださるという側面と、神を信頼するがゆえに行う私たちの側の努力の両面を心に留めたいと思います。
「神様、私たちが両極端に走ることなく、あなたのみこころの真中を歩むことができるように助けて下さい。」