「主がユダとともにおられたので、ユダは山地を占領した。しかし、谷の住民は鉄の戦車を持っていたので、ユダは彼らを追い払わなかった。」(19節)
榎本師はこの文章の意味をこう説明しています。
「主がユダと共におられたので、ユダはついに山地を手に入れたが、平地に住んでいた民は鉄の戦車をもっていたので、彼らはそれに恐れおののき、ついに神により頼むことをしなかったので、彼らはこれを追い出すことができなかった。」
つまり、彼らは自分の力で何とかできる敵に対しては神によりたのんで進んでいったのですが、自分たちの手には負えない敵に対しては、神によりたのんで前進するということをしなかったので、勝利を得ることができなかったというのです。私たちは何とかなりそうな問題は神様に信頼できるのですが、どうしようもないように思える問題は、神様にも不可能と思ってしまうところがないでしょうか?