「その同世代の者もみな、その先祖のもとに集められたが、彼らのあとに、主を知らず、また、主がイスラエルのためにされたわざも知らないほかの世代が起こった。」(10節)
出エジプトという神の偉大な救い、解放を知らない世代が起こったと言います。知らないと言っても、親やいろいろな人から、知識としては話を聞いていたと思います。ですから問題は、彼らはそれらの話を単なる昔話、彼らとは直接関係がない物語としてしか聞いていなかったということだと思われます。N・T・ライト師はこう言います。
「『聖書の権威』に生きるとは、その物語の語っている世界に生きることを意味する。その中に、共同体としても、個人としても、自分たちを浸すことである。」
「聖書は、私たちの目の前にある務めを把握させ、その務めに私たちを取りかからせ、それを達成させるためにある。」
主を知らない世代とならないように、聖書をしっかり学ぶことができますように。
※ 本日のSSCは、婦人会後の13時半よりキリスト教書店(オアシス横浜)の移動販売があります。