Ⅰ列王記 21章

「アハブは不きげんになり、激しく怒りながら、自分の家にはいった。イズレエル人ナボテが彼に、「私の先祖のゆずりの地をあなたに譲れません。」と言ったからである。彼は寝台に横になり、顔をそむけて食事もしようとはしなかった。」(4節)

アハブ王は自分の思い通りに欲しいものが手に入らなかったため、子どものように不機嫌になりました。貪りは人を、満足ができない惨めな存在にし、とんでもない悪に導きます。サタンの嘘は、「もし、これがあれば、あなたは幸せになれる」というものです。しかし神との関係以外に私たちを満足させるものはありません。使徒パウロは言いました。「私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。」(ピリピ4:11)学びましたということは、あのパウロでさえも、以前にそれを知らなかったということでもあります。スポルジョンはこう言います。「兄弟よ。あなたがつぶやくのは無理もないが、つぶやきをやめて満ち足りることを学ぶ大学の勤勉な学生であれ。」

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