「エフタは主に誓願を立てて言った。『もしあなたが確かにアモン人を私の手に与えてくださるなら、私がアモン人のところから無事に帰って来たとき、私の家の戸口から私を迎えに出て来る、その者を主のものといたします。私はその者を全焼のいけにえとしてささげます。』」(30,31節)
エフタのこの愚かな誓願は、聖書の中でこれに類するような記述がないので問題になります。もっともレビ記27章を見ると、「千五百円」(5節LB)を代わりに支払えば良かったはずですが、聖書を学ばなかったのか、その知識がなかったことは明らかです。いずれにせよ、イエス様は言われました。
「ただ『はい、そうします』とか、『いいえ、そうしません』とだけ言いなさい。それで十分です。誓いを立てることで約束を信じてもらおうとするのは、悪いことです。」(マタイ5:37LB)
祈る時に軽率に誓う必要はありません。ただイエス様の御名によって祈ればよいのです。