士師記 13章

「その後、この女は男の子を産み、その名をサムソンと呼んだ。その子は大きくなり、主は彼を祝福された。そして、主の霊は、ツォルアとエシュタオルとの間のマハネ・ダンで彼を揺り動かし始めた。」(24,25節)

13章から有名なサムソンの話です。13章では特に、彼の特異な誕生の話が記されています。サムソンというと怪力というイメージがあるので、ゴリアテのような巨人を想像します。しかし、そのような記述は聖書にはないので、たぶん、一般的な人だったのだと思われます。それでは、彼の力の秘訣はどこにあったのでしょうか。聖書は言います。

「神の霊は、彼を奮起させるべく働きかけ始めたのです。」(LB)

聖霊なる神様がサムソンの人生に働きかけなければ、このようなことは考えられなかったと思われます。今、サムソンの人生に働き掛けられた神の霊は、イエス・キリストを信じ、聖霊を求めるすべての人の人生に、同じように働きかけてくださいます。

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