「すべての人に、すべてのものとなりました。それは、何とかして、幾人かでも救うためです。私はすべてのことを、福音のためにしています。」(22,23節)
使徒パウロの願い、それは一人でも多くの人が、イエス・キリストに出会い、救われることでした。LBではこの箇所をこう訳しています。
「その人が救われるためには、私はどんな人に対しても同じ立場に立とうと心がけています。これは福音を伝えるためであり、また、キリストの救いに導かれる彼らを見て、私自身も祝福を受けるためなのです。」
彼は、
「私自身はそのことに同意していなくても、議論したりはしません。何とかして彼らを助けたいからです」(20節LB)
と言い、
「『それは考えが足りない』などと指摘したりはしません。すると、彼らのほうでも心を開いてくれます」(22節LB)
と言います。
このような配慮に満ちた魂に対する情熱がクリスチャンに必要なのだと思います。