「さて、兄弟たち。御霊の賜物についてですが、私はあなたがたに、ぜひ次のことを知っていていただきたいのです。」(1節)
使徒パウロが
「ぜひ次のことを知っていていただきたいのです。」
と言っている箇所は、大体、今も混乱しています。
イエス・キリストの再臨に関する箇所(Ⅰテサロニケ4:13)、
イスラエルに関する箇所(ローマ11:25)
も同じ表現が用いられています。
「御霊の賜物」とは、聖霊が与える賜物のことです。ここでは、超自然的な賜物です。31節に
「あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。」
とあるように、私たちは今も熱心に賜物が与えられるよう求める必要があります。賜物は何かと考える以上に、与えられるように求めなさいと言います。ただパウロが
「私は、さらにまさる道を示してあげましょう。」(31節)
と言い、13章があることも忘れてはいけません。「愛すること」はそれ以上に大事だからです。