「神からの悪い霊がサウルに臨むたびに、ダビデは立琴を手に取って、ひき、サウルは元気を回復して、良くなり、悪い霊は彼から離れた。」(23節)
ダビデは音楽家でした。彼が作った歌は詩篇に残されています。それらは神への賛美の音楽でした。興味深いことは、サウルが悪い霊に悩まされる時、ダビデの賛美の音楽が悪い霊を追い出したということです。賛美には力があります。悪霊は神への賛美が嫌いで、神への賛美に満ちあふれた場所に悪霊はいることができません。なぜなら神は、
「イスラエルの賛美を住まいとしておられます。」(詩篇22:3)
さらに、サウルは賛美の中で「元気を回復」したとあります。口語訳では
「気が静まり、良くなって」、
新共同訳では
「心が安まって気分が良くなり」
と訳しています。賛美は私たちに力も与えてくれます。