「それでサウルは、ますますダビデを恐れた。サウルはいつまでもダビデの敵となった。」(29節)
サウル王の治世の初期には、
「神に心を動かされた勇者は、彼について行った。」(10:26)
とあります。神様は彼の周りに素晴らしい人々を備えてくださっていました。そしてダビデが彼の人生に現れました。ダビデは神の心にかなう人でした。しかもダビデは神を愛するだけでなく、サウル王に対しても忠実でした。しかし驚くことに、サウルはそんなダビデの敵となったとあります。サウルは、忠実な部下ダビデを脅威に感じたのです。どんな理由であれ、忠実な友人を脅威に感じ、背を向けてしまうなら、その人生は下り坂にあります。私たちが神から目を離してしまう時、忠実な友人の存在は、私たちに忠告を与えてくれます。どんな理由であれ、その忠実な友人を敵対視することがありませんように。