「ダビデは、主の前で、力の限り踊った。ダビデは亜麻布のエポデをまとっていた。」(14節)
ダビデは神様の前で人々と一緒に喜び踊りました。この箇所に、彼の神様に対する情熱を感じます。彼は王服を脱ぎ、一般の人々と同化して踊りました。日々、王としての役割は果たすけれども、神様の前ではみんな同じという彼のメッセージを感じます。実際、ダビデの姿は王様らしくないと嫌味を言ったミカルにこんなことを言います。
「わたしはもっと卑しめられ、自分の目にも低い者となろう。しかし、お前の言うはしためたちからは、敬われるだろう。」(22節新共同訳)
ダビデの賛美に対する姿勢を、心に留める必要があると思います。
「神様に喜びを表すためなら、たとい気が変になったと言われてもかまわん。いや、ばかと思われてもよいのだ。」(21,22節LB)