ガラテヤ 4章

「そして、あなたがたは子であるゆえに、神は「アバ、父。」と呼ぶ、御子の御霊を、私たちの心に遣わしてくださいました。」(6節)

「神」が主語なので、「神は」と訳したということだと思いますが、日本語としては、「神を『アバ、父』と呼ぶ」と訳したほうがすっきりします。しかし、聖霊が「アバ、父」という祈りの言葉を与えてくださるという意味ならば、この訳はこの点を強調していると考えられます。聖霊は、「アバ、父」と叫ばせる、私たちを祈りに導かれるお方だということです。「祈り」は、聖霊が私たちの内に住まわれている証拠です。聖霊が私たちの心の中に住んでおられるから、私たちの内側から祈りが沸きあがってくるということです。それは、「洗練された言葉」として湧きあがることもあれば、日本語としては意味をなさない、叫びでしかないこともあります。大事なことは、聖霊に導かれて祈ることです。

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