「善悪を判断してあなたの民をさばくために聞き分ける心をしもべに与えてください。さもなければ、だれに、このおびただしいあなたの民をさばくことができるでしょうか。」(9節)
神はソロモン王に言いました。
「何なりと望むものを求めよ。与えてやろう」(5節LB)
彼はそれに対して、神の民を治めるための自分の経験や能力の不足を表明して、
「聞き分ける心」、
「判断力」(LB)、
「理解する心」(NKJV)
を求めました。原語は
「聞く心」。
人々に聞く心、
神から聞く心
という意味。神はソロモンが自分のことではなく神の民のことを考えた答えに喜び
「望まなかった財産と名誉も授けよう」(13節LB)
とおっしゃられました。私たちも、まず、自分のことではなく、神の国を求める姿勢をもちたいと思います。
「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」(マタイ6:33)