「そして、エリシャは祈って主に願った。『どうぞ、彼の目を開いて、見えるようにしてください。』主がその若い者の目を開かれたので、彼が見ると、なんと、火の馬と戦車がエリシャを取り巻いて山に満ちていた。」(17節)
アラムの軍勢がエリシャの町を包囲しているのを見て、彼のしもべは恐れに縛られていました。それで、エリシャが彼の目が開かれるように祈ると、アラムの軍勢を天の軍勢が取り囲んでいるのが見えました。日常生活の中であまり意識しないかもしれませんが、霊の次元というものがあります。私たちは物質的な次元しか見ていないので、すぐ落胆し、行き詰まりを感じてしまいます。物質的な次元では、私たちの敵はあまりにも強大に見えてしまいます。しかし、エリシャは言いました。
「恐れるな。私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多いのだから。」(16節)