「こうしてエホヤダは、王の子を連れ出し、彼に王冠をかぶらせ、さとしの書を渡した。彼らは彼を王と宣言した。そして、彼に油をそそぎ、手をたたいて、『王さま。ばんざい。』と叫んだ。」(12節)
ユダの王、アハズヤが死んだ時、その母、アタルヤは、王の一族をことごとく滅ぼして、自分が王となりました。王の一族というのは、神様が約束されたダビデ王の子孫という意味です。もし、本当に王の一族が全滅していたら、ダビデの子孫から救い主が生まれるという預言は成就することはありませんでした。ところが、一歳だったヨアシュは、叔母のエホシェバに助け出されました。その後、六年間、身を隠していましたが、七年目に、祭司エホヤダが、ダビデの子孫、ヨアシュを王と宣言しました。どんなに悪魔が邪魔をしても、神様の約束は必ず成就します。
「主よ、あなたの約束は、どんな攻撃があっても必ず成就することを感謝します。」