「また、ダビデと将軍たちは、アサフとヘマンとエドトンの子らを奉仕のために取り分け、立琴と十弦の琴とシンバルをもって預言する者とした。その奉仕に従って、仕事についた者の数は次のとおりである。」(1節)
賛美しながら預言するということが、ダビデの時代に行われていたことは明らかです。それはつまり、賛美の中で神が語られるということを意味しています。立琴と十弦の琴とシンバル(ドラム?)とありますから、騒がしい音楽の中で神が語られたことが分かります。賛美の歌には二つの種類があります。神に直接歌う「垂直」の賛美と、預言的な神の言葉を人々に語る「水平」の賛美です。昔からこの両面が大切にされてきたことを心に留めることは大事なことだと思います。賛美を歌う時、神に直接歌うのですが、賛美の歌を通して神が語られることがあります。ですから礼拝の中で賛美の時間と言うのは大事な時間なのです。