「ラッパを吹き鳴らす者、歌うたいたちが、まるでひとりででもあるかのように一致して歌声を響かせ、主を賛美し、ほめたたえた。そして、ラッパとシンバルとさまざまの楽器をかなでて声をあげ、「主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」と主に向かって賛美した。そのとき、その宮、すなわち主の宮は雲で満ちた。」(13節)
「雲」は神の臨在を意味します。賛美に満ち溢れた場所が、「雲で満ちた」、すなわち、神の臨在に満ち溢れたのです。神は賛美を住まいとされます。ですから、生ける神の臨在を体験できる場所は賛美の中です。「ラッパとシンバルとさまざまの楽器をかなでて声をあげ」という箇所を見ますと、相当、騒々しい賛美だったことが伺えます。主の前に静まる時も大切ですが、元気よく騒々しく賛美を捧げる時も大切です。悪魔は私たちが神に賛美を捧げることを妨げようとします。神への賛美が満ち溢れている場所に、悪魔はいることができないからです。