エステル 2章

「このことがモルデカイに知れたので、彼はこれを王妃エステルに知らせた。エステルはこれをモルデカイの名で王に告げた。このことが追及されて、その事実が明らかになったので、彼らふたりは木にかけられた。このことは王の前で年代記の書に記録された。」(22,23節)

モルデカイは、アハシュエロス王の暗殺計画を知り、王妃エステルに告げました。エステルは、モルデカイの名でそのことを告げ、そのことが記録されました。二つのポイントがあります。

一つは、私たちの善行は記録されるということです。神を恐れ、施しをし、神に祈るコルネリオの前に天使は現れ、こう言いました。

「あなたの祈りと施しは神の前に立ち上って、覚えられています。」(使徒10:4)

誰も見ていなくても、見返りがなくても、神は覚えておられます。

二つ目のポイントは、神の摂理は私たちの想像を超えているということです。この付け足しのように見える出来事が驚く結末をもたらしたことを覚えたいと思います。

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