「ユウオデヤに勧め、スントケに勧めます。あなたがたは、主にあって一致してください。」(2節)
「主にあって一致してください。」
訳された言葉は、
「主の中で同じ思いを持ちなさい。」
と訳せます。教会の中で、指導的立場にあった二人の姉妹が、仲たがいしていたことが分かります。「主と同じ思い」というのは、2章に出てくる内容です。
「自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。あなたがたの間では、そのような心構えでいなさい。それはキリスト・イエスのうちにも見られるものです。キリストは、神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができないとは考えないで、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられたのです。キリストは人としての性質をもって現われ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われたのです。」(4-8節)
キリストの思いを自らの思い、心構えとすることができますように。