ヨブ記 6章

「まっすぐなことばはなんと痛いことか。あなたがたは何を責めたてているのか。」(25節)

ヨブ記の大前提は、ヨブは神も認める正しい人であるということです。

しかし、因果応報がしみついている友人は、何か悪い事をしたからヨブはこんな目にあっていると言うのです。こんな目にあっているのは、あなたが何か悪いことをしたからだと。これほど、この世で痛いことばはありません。多くの人々は、この人間の知恵に傷つけられています。こういう状況になったのは、自分の行いの何が悪かったからか?それとも、先祖が何か悪いことをしたのか?「それを償いなさい」ということばは、どれだけ多くの人を傷つけていることでしょう。すべての出来事の原因を自分のこととし、自分を責めている人がどんなに多いことでしょうか。

ヨブ記が私たちに教えていることは、必ずしも、因果応報とは限らないということです。

神はあなたを責めているのではなく、愛しています。

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