「神は決して悪を行なわない。全能者は公義を曲げない。」(12節)
エリフも三人の友人たちと似たようなことを言っているように感じますが、少し違うところがあります。エリフが問題にしているのは、「因果応報」という法則のことではなくて、ヨブが神よりも自分を義としているという問題です。問題の中にあっても、私たちが見失ってはいけないことは、それでもなお神は悪を行なわないお方であるということです。私たちが理解できない状態でも、神は公義を曲げない方であり、最善をなされるお方であるということを捨ててはいけないのです。知らないこと、理解できないことのゆえに、知っていることを捨てるべきではありません。分からないときほど、分かることに焦点を置くべきです。
「神が絶対に悪を行わず、正義を曲げないということほど確かなことがあるだろうか。」(LB)
「神が光の中であなたに語られたことを闇の中で疑ってはならない」(ニッキー・ガンベル)