「神よ。あなたの王座は世々限りなく、あなたの王国の杖は公正の杖。あなたは義を愛し、悪を憎んだ。それゆえ、神よ。あなたの神は喜びの油をあなたのともがらにまして、あなたにそそがれた。」(6,7節)
今日の箇所はヘブル人への手紙の中で引用されています。
「御子については、こう言われます。「神よ。あなたの御座は世々限りなく、あなたの御国の杖こそ、まっすぐな杖です。あなたは義を愛し、不正を憎まれます。それゆえ、神よ。あなたの神は、あふれるばかりの喜びの油を、あなたとともに立つ者にまして、あなたに注ぎなさいました。」」(1:8,9)
ヘブル人への手紙の著者のポイントは、子なる神、イエス・キリストの神性です。「神よ。あなたの神は」というのは面白い表現ですが、イエス・キリスも、「神」と言うことです。また、他の存在と区別するように、より多くの喜びの油が注がれたとあります。聖書の神は、三位一体なる神であり、その王座は永遠です。