「やめよ。わたしこそ神であることを知れ。わたしは国々の間であがめられ、地の上であがめられる。」(10節)
「やめよ」と訳された単語を、口語訳は
「静まって」、
新共同訳は
「力を捨てよ」
と訳しました。
「戦うのをやめなさい」(TEV)
と訳しているものもあります。いずれにせよ、私たちは日常を離れて、神を見上げる時間が必要です。いろいろな不安をやめる時間が必要です。日常のノイズから離れて静まる時間が必要です。一生懸命がんばっていることをストップする時間が必要です。そして、神が神であることを認める時間が必要です。自分を中心にして世界が回っているのではないことを認める時間が必要です。天地万物を造られ、支配されている神が生きていることを認める時間が必要です。今日は主の日。日々、静まって神を認めることも大切ですが、毎週、共に集まって、神を神として認め、あがめ、礼拝を捧げる時間はとても大切です。人は神を礼拝するために造られたからです。