「私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の救いは神から来る。」(1節)
「私の救いは神から来る。」という箇所を、LBでは、
「救うことができるのは神だけですから。」
と訳しています。私たちは黙って神を待ち望むためには、「救いは神から来る」ということ、「救うことができるのは神だけ」ということを受け止める必要があります。パウロは自分の無力さを痛いほど思い知らされた時に、
「救い出すことができるのは、神様だけです。」(Ⅱコリント1:9LB)
ということを悟りました。パウロは黙ってというよりも、黙らされて、神を待ち望み、「救うことができるのは神様だけ」ということを身をもって体験させられました。新共同訳では、
「わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。神にわたしの救いはある。」
と訳しています。リック・ウォーレン師がこんなことを言っています。
「神は自ら助くる者を助けない。神は神を頼る者を助ける。」