「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」(2節)
私たちはつらかったことや傷つけられたこと、腹立たしい出来事を思い出しやすい傾向があると思います。そして自己憐憫に陥ったり、憎しみに縛られていってしまうことがあります。けれどもここで詩人は、神様がしてくださった「良い」ことを『何一つ忘れるな』と勧めます。詩人は
「あなたがなしてくださった数々のすばらしいことを私は決して忘れません。」(LB)
と言います。私たちは何よりも、イエス・キリストの十字架の御業のゆえに、私たちの過去、現在、未来の罪を赦していただいたことを忘れてはいけないと思います。11節にはこう書いてあります。
「神を恐れ、あがめる者には、無限のあわれみをかけてくださいます。」(LB)
否定的にならず、主の恵みを数え、主を恐れ、主をあげめることができますように。