「主の憎むものが六つある。いや、主ご自身の忌みきらうものが七つある。」(16節)
この箇所には、神様の憎む行いが具体的に記されています。それをLBではこのように訳しています。
「神の嫌いなものが六つ、いいえ七つあります。高慢な態度、うそをつくこと、人殺し、悪だくみ、悪事に熱中すること、偽証、仲たがいの種をまくことです。」
意識してこれらのことを行っているならば明らかに問題です。しかし、残念ながら私たち人間は無意識のうちにもこれらのことを行っていることに心を留める必要があります。自分は正しいことを行っている、自分は正しいと思っているならば、そういう人はもしかするともっとも神が『忌み嫌っている』ことを行ってしまっているかもしれません。自分は正しいと思っている時こそ、もっとも気をつける必要がある時だからです。そんな時、自分の不完全さや足りなさを忘れ、高慢な態度になっているかもしれません。