「激しく憤る者は罰を受ける。たとい彼を救い出しても、ただ、これをくり返さなければならない。」(19節)
LBでは今日の箇所をこのように意訳しています。
「短気な者が失敗したら、自分で後始末をさせなさい。一度でも助けてやると、くり返すようになります。」
冷たい表現のように聞こえるかもしれませんが、ガラテヤ書にもこのように記されています。
「人にはおのおの、負うべき自分自身の重荷があるのです。」(6:5)
もちろん、互いに助け合うことも大切なことですが、その人が自分自身で向かっていくようにあえて手を差し伸べないことも大切なことだと聖書は言います。いずれにせよ、私たちは他者から操作(マニピュレート)されないように気をつける必要があります。短気を起こせば何でもしてもらえると思わせてはいけません。