「どうか、主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐とを持たせてくださいますように。」(5節)
パウロの祈りは、神が一人一人の心を、「神の愛」と「キリストの忍耐」に導かれることでした。文脈から考えますと、「神の愛」というのは、
「主のことばが至る所で急速に広まり、あなたがたのところで起きたと同じように、各地で救われる人が起きるように祈ってください」(1節LB)
ということに関係があると思われます。
「キリストの忍耐」は、
「私たちが悪い者たちの手から救い出されるように祈ってください。」(2節LB)
と関係しているように思われます。すべての人が救われるように祈り、伝道していく「神の愛」と、それに伴う数々の試練に耐えていく「キリストの忍耐」とその両方が必要です。
「しかし、主は真実な方ですから、あなたがたに力を与え、悪魔のどんな攻撃からも守ってくださいます。」(3節LB)
というみことばをしっかり握っていきましょう!