「人には、食べたり飲んだりし、自分の労苦に満足を見いだすよりほかに、何も良いことがない。これもまた、神の御手によることがわかった。」(24節)
もちろんこの箇所も「日の下」という「神の現実を無視すると」と言うメッセージがあります。同時にこの世における人生のバランスの大切さも指摘しています。食べたり飲んだり、仕事を楽しむことも、神の御手の中にあります。LBはこう訳しています。
「そこで私は、食べたり飲んだりすることと、労働を楽しむこと以外に生きがいはない、と結論づけました。しかも、このような楽しみさえ神の御手から来るとわかったのです。というのも、神の世話にならなければ、だれも食べたり楽しんだりすることはできないからです。」
極端になって何でも否定することは聖書が教えていることではありません。
「すべての良いもの、完全なものは、光を造られた神から来るのです。」(ヤコブ1:17LB)
ということを認めて生きることを聖書は教えています。