「良い知らせを伝える者の足は山々の上にあって、なんと美しいことよ。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、救いを告げ知らせ、『あなたの神が王となる。』とシオンに言う者の足は。」(7節)
聖書が言う「良い知らせ」「福音」とは、
『あなたの神が王となる。』
と告げ知らせることです。四つの福音書すべてに、イエス・キリストが十字架に架かられた時、その罪状書きに
「ユダヤ人の王」
と書いてあったことが記録されています。神は神の御子キリストが十字架に架かられることによって王となられました。そして、キリストが三日目に死から復活されたことを通して、最後の敵である死をも滅ぼされたことを示しました。死のとげは切り取られました。ですから、よみがえられたイエス様は言われました。
「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。」(マタイ28:18)
福音とは、十字架の御業を宣べ伝えることです。