「わたしの好む断食は、これではないか。悪のきずなを解き、くびきのなわめをほどき、しいたげられた者たちを自由の身とし、すべてのくびきを砕くことではないか。」(6節)
教会暦では水曜日からレントに入りました。レントの期間、伝統的にはキリストの受難を覚えて断食をします。今日の箇所は本当の断食とは何かが語られています。自分を敬虔そうに見せるための断食には意味がない。断食はそもそも自分の願いをかなえるためではなく、社会的弱者を覚えるためだと言います。
「飢えた者に食べさせ、困っている者を助けなさい。そうすれば、あなたの光は暗闇の中から輝き渡り、あなたを取り囲む暗闇は真昼のように明るくなります。」(10節LB)
今日は主の日。
「安息日をきよい心で守り、その日には仕事や趣味に熱中したりせず、喜んで一日を過ごし、主の聖なる日だと喜びを込めて言い、自分のしたいことをせずにむだ口を慎み、わたしをあがめるなら」(13節LB)