「神である主の霊が、わたしの上にある。主はわたしに油をそそぎ、貧しい者に良い知らせを伝え、心の傷ついた者をいやすために、わたしを遣わされた。捕われ人には解放を、囚人には釈放を告げ、主の恵みの年と、われわれの神の復讐の日を告げ、すべての悲しむ者を慰め、」(1-2節)
キリストがこの地上で最初に説教する時に用いたテキストが今日の箇所です。しかしキリストは
「主の恵みの年を告げ」
というところで読むのを止め、
「神の復讐の日」
を読みませんでした。これは
「神の復讐の日」、「敵が滅びる日」(LB)
を削除されたということではなく、
「今は恵みの時、今は救いの日です。」(2コリント6:2)
ということだと思います。
キリストは貧しい者に良い知らせを伝え、心の傷ついた者を癒すために来られました。キリストの体である教会は、このキリストが働かれやすい環境を提供することが求められています。そのために主の霊が住まわれています。