「行って、次のことばを北のほうに呼ばわって言え。背信の女イスラエル。帰れ。――主の御告げ。――わたしはあなたがたをしからない。わたしは恵み深いから。――主の御告げ。――わたしは、いつまでも怒ってはいない。」(12節)
北イスラエル王国に対する神のみことばは厳しいものがあります。しかし、深いあわれみも含まれています。北イスラエルの神に対する愚行はひどいものでしたが、神はその怒りを恵みへと変えることをここで語られます。ただ、次の節に私たちは目を留める必要があります。それは、
「ただ、あなたは自分の咎を知れ。」(13節)
という言葉です。私たちもまた、神の深いあわれみの中で、イエス様の十字架の贖いによって赦されたものです。しかし、その罪の重さを感じることができなければ、赦されたことの素晴らしさもわかりません。