イースターおめでとうございます。イエス様の復活を思いめぐらすたびに、私の心に湧き上がる後悔。それは24年の月日が流れてもなお、繰り返し繰り返し、心に迫ってきます。
エルサレム滞在が残り数日に迫ったあの日。最後のエルサレムウオークで園の墓に行くことになりました。考古学の学びの中で、「園の墓は聖書におけるイエスの十字架の死と復活の描写から見れば一番それっぽく見えるものだが実際には聖墳墓教会がイエスが葬られた場所としての信ぴょう性は高い。」と聞いていましたので史実でない場所は行かなくてもいいやと思い、せっかくの機会を放棄して旧市街の散策に出かけてしまったのです。聖墳墓教会がぎらぎらに飾られて正直うんざりするほどだったので(いわれのある場所はたいていそんな感じ。日本のお寺に酷似している。)。でも園の墓に行った人たちは口々に「行ってよかった!」と。ここにはおられません、よみがえられたのです、と書いてある板に感激していました。人生選択ですね。かくして私の後悔は続くのです。 (小山晶子牧師夫人)