Ⅰコリント 12章

「さて、兄弟たち。御霊の賜物についてですが、私はあなたがたに、ぜひ次のことを知っていていただきたいのです。」(1節)

使徒パウロが「ぜひ次のことを知っていていただきたいのです。」と言っている箇所は、大体、今も世界の教会で混乱している内容です。今日の箇所以外に、イエス・キリストの再臨に関する箇所(Ⅰテサロニケ4:13)、イスラエルに関する箇所(ローマ11:25)で同じ表現が用いられています。「御霊の賜物」とは、聖霊なる神様が与えてくださる賜物、才能のことです。特にここでは、使徒パウロが超自然的な賜物に関して言及していますが、31節にこう記されています。「あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。」つまり、私たちは熱心に賜物が与えられるよう求める必要があるということです。自分の賜物は何かと考えるだけでなく、求めなさいと言うのです。そしてパウロは言います。「私は、さらにまさる道を示してあげましょう。」「愛すること」はそれ以上に大事です。

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