「あなたはツロに言え。海の出入口に住み、多くの島々の民と取り引きをする者よ。神である主はこう仰せられる。ツロよ。『私は全く美しい。』とおまえは言った。」(3節)
ツロは地中海沿岸にある商業都市国家として繁栄していました。LBはこう訳しています。
「ああ、貿易の中心地、力ある港町よ。主のことばを聞きなさい。おまえは『私は世界で一番美しい町だ』と自慢している。」
つまり、ツロの問題は傲慢だと言うのです。神は傲慢な者をしりぞけられるお方です。ですから、聖書にはっきりとこう記されています。
「みな、謙遜になって互いに仕え合うべきです。神は、高慢な者には敵対し、謙遜な者には恵みを与えられるからです。あなたがたは、神の力強い御手の下で自分を低くしていなさい。ちょうどよい時に、神はあなたがたを高く引き上げてくださるでしょう。」(Ⅰペテロ5:5,6LB)