「あなたがたはわたしの羊、わたしの牧場の羊である。あなたがたは人で、わたしはあなたがたの神である。―神である主の御告げ。―」(31節)
神が私たちの本当の羊飼いだと聖書は言います。詩篇23:1に、
「主は私の羊飼いですから、必要なものはみな与えてくださいます。」(LB)
とありますが、神が自分の羊飼いなら、私たちに欠けることは何もありません。しかし、自分の羊飼いが人であるならば、話は別です。この章ではイスラエルの指導者たちに対する裁きが語られています。指導者を裁くのは、人ではなく、神であることが分かります。もっとも、神は全能ですが人は違います。神は遍在されますが人は違います。人は神のように対応することはできません。神に期待すべきことを、人に期待するなら、がっかりしてしまうことは明らかです。私たちが期待すべき、まことの羊飼いはイエス・キリストであることを心に留めたいと思います。