若い世代と話していて最近特によく耳にする言葉に「めんど!」という言葉があります。めんど!は「面倒くさい」という言葉の略語だと思われます。ただ、「面倒」はもともとほめるという意味のある「めでる」という言葉から派生したという説もあるらしく、日本語は奥が深いなあと改めて感じています。さて、どうしてこんなことを書いているかというと今朝のデボーションの箇所であったカナの婚礼のところを今日一日黙想していたからです。ぶどう酒がなくなり、水がめに水をいっぱいにしなさいと言われた水くみの人たちは恐らく「面倒くさい」ことをしたのだと思います。面倒とは「手間がかかったり解決が容易でなく煩わしいこと」。現代は待つことが難しい、我慢ができない時代だと感じています。すぐに結果が欲しい、答えが欲しい。でもイエス様の御業は「面倒くささの中」に現わされることがあることに心を留めることは大切なことだと感じたのです。面倒くさいことから逃げていたらせっかくの祝福を見逃してしまうかもしれません。
(小山晶子牧師夫人)